私たちを突き動かしたのは、「残る家族に負担をかけたくない」「生前に身の回りや不動産を整理しておきたい」といった、高齢者やそのご家族の人生のエンディングに向けた、強くて時に逼迫した生の声でした。
それは、高齢者住宅の小さな修理やリフォーム工事を専門とする住まいる工房から出発した私たちが、当初よりご縁を得た高齢の方やそのご家族の方々から打ち明けられた、偽りのないストーリーです。
綴るパートナーズは、そうした方々の切実な思いを背景に、生前整理の普及活動とともに、医療・福祉分野等の多職種・多機関連携を強みとする香川発の不動産会社として令和元年、誕生しました。
お客様の大切な資産の背景にある思いや歴史に心を寄せて綴り、そこから新しい価値を創出できるパートナーでありたい。そんな想いから、綴るパートナーズという社名は生まれました。
現在、4人に1人以上が65歳以上の高齢者であるという超高齢社会。県内では5軒に1軒が空き家となり、身近な地域社会においても人と家を取り巻く様々な問題が顕著になりつつあります。少子化の加速と相まって、今後さらに住み手のない空き家や空き地が増え続けていくことは間違いありません。超高齢・少子化時代における社会問題は多くのご家庭で直面している、あるいは近い将来に向き合わなくてはならない障壁となっているはずです。私たちはそれらの問題を『実家どうする?』問題と称しています。
私たちは、この避けがたい問題に対して、気力と体力のあるうちに「モノ」や「心」の整理に取り掛かるという「生前整理」の必要性を感じてきました。
「生前整理」とは、ご自分が生きている間に増えてきた多くの思い出の『モノ』を整理し片づけることで、人生を振り返りながら、『心の整理』も行い、そこから新しい価値を見出すこともできるという側面があります。
ゴールを意識することで、「今」をより輝かせることができるのです。
しかし、実際のところ不動産や家財や財産などの売却処分や、相続・税金などは、手続きや届け出が煩雑な場合が多く、膨大な時間と労力がかかるものです。そしてこれら手続きを、残されたご家族に受け継がせてしまうと「負担遺産」となります。
私たちは、このような煩雑で多岐にわたる手続きや専門家との交渉についての相談窓口を一本化し、お客様の労力や時間を軽減するためのお手伝いをいたします。
生前整理の普及活動を通して、ご本人様やご家族様の想いに寄り添い、最善の形で後世に綴り伝えていくことのできる企業でありたいと考えます。
会社名
綴るパートナーズ株式会社
所在地
760-0080 香川県高松市木太町2570-1
連絡先
TEL.087-880-0101 / FAX.087-887-4356
代表者
代表取締役 佐野 和樹
事業内容
不動産売買/土地・建物買い取り/空き家点検・管理/一般建築業/住宅改修工事(介護保険・障害福祉)/解体工事業/不用品処分・リサイクル/生前整理普及活動/医療・福祉連携/士業ネットワーク